コラム№25 お手伝いは、算数学習の宝庫 

 

 

 

小学1年の時は「算数、大好き!」という子は多いのですが、

学年が上がるにつれて「算数、嫌い!」と、苦手意識をもつ子が多くなってきます。

算数は、一つのつまずきが連鎖して嫌悪感を深めてしまう傾向があります。

しかし、一度好きになると、算数の面白さにはまり、得意になる教科でもあります。

算数、大好きな子にしていくためには、幼児期から生活の中にある「算数体験」を思いきり、

楽しむことだと考えます。

今回は、お手伝いから学ぶ算数についてのお話しです。

保護者の方への参考になっていただけたら幸いです。

 

1. 料理は、最強な算数学習

①~③は、保護者と一緒に簡単なものを切るという場面で育つ力です。

①お豆腐はまっすぐ切ると、四角いまま。でも、ゆで卵は横に切ったら丸みたいな形…と、

形の変化に気づきます。

断面図の学習になりますし、図形に興味をもつきっかけとなっていくでしょう。

②きゅうりを1回切ると、2本になる、2回切ると3本になるという発見は、

植木算の考え方の基礎となります。

③真ん中で切り2本になった1本を食べれば、2分の1。

分数のしくみにも触れることができます。

④料理をしていく中では、単位がたくさん登場します。

「砂糖、30gだね。」「計量カップで150mlだ。」などと、言いながら一緒に測ることをしていくと、

「量」の違いのイメージがしやすくなっていきます。

⑤キッチンタイマーを使えば、時間感覚も身につきますね。

 

2. 洗濯物干しのお手伝い

角ハンガーを使って、干すという体験。

真ん中からバランスよく干していかないと、傾いてしまいます。

物の重さや長さなどの算数概念を育みます。

理科の分野になりますが、「てこ」のヒントも隠れていますね。

 

★番外編

「フライドポテトで長短比較」

袋に入った状態のフライドポテトは、取り出すまでは長さがわかりません。

そこで、誰が一番長いポテトを取るか、同時に1本ずつ取り出して長短比較をしていきます。

とても楽しく、盛り上がります。

食べる前にぜひ! (文責:斉藤)