小学1年の時は「算数、大好き!」という子は多いのですが、
学年が上がるにつれて「算数、嫌い!」と、苦手意識をもつ子が多くなってきます。
算数は、一つのつまずきが連鎖して嫌悪感を深めてしまう傾向があります。
しかし、一度好きになると、算数の面白さにはまり、得意になる教科でもあります。
算数、大好きな子にしていくためには、幼児期から生活の中にある「算数体験」を思いきり、
楽しむことだと考えます。
今回は、お手伝いから学ぶ算数についてのお話しです。
保護者の方への参考になっていただけたら幸いです。
1. 料理は、最強な算数学習
①~③は、保護者と一緒に簡単なものを切るという場面で育つ力です。
①お豆腐はまっすぐ切ると、四角いまま。でも、ゆで卵は横に切ったら丸みたいな形…と、
形の変化に気づきます。
断面図の学習になりますし、図形に興味をもつきっかけとなっていくでしょう。
②きゅうりを1回切ると、2本になる、2回切ると3本になるという発見は、
植木算の考え方の基礎となります。
③真ん中で切り2本になった1本を食べれば、2分の1。
分数のしくみにも触れることができます。
④料理をしていく中では、単位がたくさん登場します。
「砂糖、30gだね。」「計量カップで150mlだ。」などと、言いながら一緒に測ることをしていくと、
「量」の違いのイメージがしやすくなっていきます。
⑤キッチンタイマーを使えば、時間感覚も身につきますね。
2. 洗濯物干しのお手伝い
角ハンガーを使って、干すという体験。
真ん中からバランスよく干していかないと、傾いてしまいます。
物の重さや長さなどの算数概念を育みます。
理科の分野になりますが、「てこ」のヒントも隠れていますね。
★番外編
「フライドポテトで長短比較」
袋に入った状態のフライドポテトは、取り出すまでは長さがわかりません。
そこで、誰が一番長いポテトを取るか、同時に1本ずつ取り出して長短比較をしていきます。
とても楽しく、盛り上がります。
食べる前にぜひ! (文責:斉藤)