育脳コラム№26 防災教育の必要性 

 

 

 

今年の夏の熊本地震、また、日本各地で見舞われた豪雨災害により

被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

当協会加盟園やお教室を運営されている塾の先生方から、

熊本地震でのお写真を拝見しましたが、それは想像を絶するものでした。

これほどの甚大な被害は、人の想像力を越えています。

お話しをお聞きすると、今もなお、少しずつの復興とのことです。

一日も早く平穏な日々を取り戻せることを心よりお祈り申し上げます。

 

さて、9月のシルバーウィーク中、私は、年長児と小学1年生の子と一緒に、

防災体験学習ができる「そなエリア東京(防災体験学習施設)」に行ってきました。

地震災害後の支援が少ない時間を生き抜く知恵を学ぶ防災体験学習ツアーです。

体験学習とわかっている子どもたちですが、エレベーターの中が真っ暗になり、

地震発生のアナウンスが流れると、とたんに身体が動かなくなり、

私にしがみついてきました。

タブレットを持ち、どうしたらよいかを選択しながら外に避難していくのですが、

子どもたちはパニックになりながら、学習をしていったという状況でした。

体験ツアーでこの状態ならば、実際に起こった時はどのようになってしまうのだろうと

不安になった次第です。

 

ただ、防災教育を受けることで、災害が起きたときに冷静に判断し、

正しい行動を取れる力を身につけることができるということも痛切に感じました。

 

以下、熊本地震で被害に受けられた塾の先生より、いただいたお言葉です。

 

実は、毎年4月に、10年前の熊本地震の教訓として、

ルールブックの「地震への対応」をやります。

地震や、他の起こり得る災害を、自分事として、しっかり受け止めて、

考える様に話し合いをしていました。

結果、今回の地震はレッスン中に起こり、

20人程(年長〜小3)がお教室にいたのですが、皆、指示に従い、

冷静に机の下にもぐっていました。

誰も騒いだり、取り乱す様子も無く、私が1番慌てていたかもしれません。

それ以降の保護者様とのやりとりもスムーズに終えて、ほぼ1時間で送り出しました。

学ぶ事、知る事、考える事で、命を守る行動が出来たと感じています。

保護者様方からも、感謝の言葉を頂きました。

ルールブックは、私のお気に入り。必須教材です。

 

近年の災害はますます激甚化・頻発化しています。

災害はいつ、どこで起きるかわからないものです。

突然の出来事にパニックにならず行動するためには、

普段から「どのように対処すればいいのか」を

具体的に学んでおくことは、本当に重要だと、改めて実感しました。

 

避難訓練は園でも、お教室でも行っていると思います。

私があえて、申し上げることではないかと思いますが、

子どもたちの命を守るために、ぜひ、防災教育の強化を!! (斉藤)